治らない肩痛には筋膜リリース注射
野球で肩を痛めたり、加齢による肩こりに苦しんでいる人は多いでしょう。
整形外科や整骨院に行っても治らない場合は筋膜リリース注射という手段があります。
レントゲンでは骨しか見ることができませんが、MRIで筋肉や腱を診ても異常が無い場合は筋肉の硬さや癒着により可動域が制限されて痛みが出ていることが考えられます。
これは肩が壊れたということではなく、単にコリが邪魔しているという状態です。
軽いコリであればマッサージでよくなりますが、蓄積されたコリは手技で治すのは難しいです。
そのコリにアプローチする新たな方法が筋膜リリース注射です。
これは筋肉が癒着している部分に生理食塩水を注射することで癒着をはがすという治療法です。
エコーで癒着している部分を確認しながら注射しますので、コリにヒットする確率は高いです。
ここ数年で登場した治療法なのでほとんどの人は知りませんし、治療できる病院も多くありません。
未だにレントゲンしか置いていない整形外科では実施していないでしょう。
インターネット等でよく調べてから治療しましょう。
(2020年7月16日 クニヨシTVより)