軸足のタメとトップの位置
このサイトで何度も取り上げてきましたが、軸足のタメとトップの位置についての確認動画です。
元ヤクルトの加藤幹典が指摘していますので、プロの世界でも大事な基本的事項です。
上げた足を止めなくてもタメを作る
ピッチャーによって上げた足を一旦止めるかどうかは異なりますし、野手であれば足を上げずに摺り足で投げます。
ただ、そのような場合でも軸足側の股関節に体重を乗せるタメを作らないと強いボールは投げられません。
まずは足を上げて一時停止することでタメの感覚を理解し、それを足を止めないスローイングに落とし込んでいきましょう。
踏み込み足の着地と同時にトップを作る
上げた足を着地した際に投げる方の腕はトップの形になってボールは耳の横に来ていなければいけません。
トップの位置に腕が来ていないと、下から腕を上げる余計な動作が加わってコントロールが不安定になったり、肩の負担が大きくなります。
上げた足を前に踏み出しながら降ろしていく動作に連動して利き腕を上げていくと、肩への負担を最小限にしながら腕を上げることができ、踏み込み足を支点に体がキャッチャー方向に進む動作に連動して腕を振ることができます。
トップの位置が安定するとコントロールが大きく崩れることは無くなりますので、簡単なことですが毎日のキャッチボールでしっかり確認しましょう。
(カズローTV 2020年3月17日)