手首を返さずに投げると球速が上がる
リリースの瞬間に指先でボールを切るように投げろと言われたことがある人は多いと思います。
指先で切るようにと言われ、一緒に手首をしっかり返すように投げていませんか。
手首を返さないほうがボールに力を伝えて速い球を投げることができます。
この「キレダス」は穴の開いたプラスチックボールに矢が付いていて、手首を返さずに前に押し出すようにリリースしないと前に飛びません。
手首を返してしまうと地面に叩きつけるような形になってしまいます。
そのため、このボールを前に飛ばせるようになると手首を返さないリリースをマスターできたということになります。
実際に使用前後で球速を比較すると、使用後の方が球速アップしていることがわかります。
論より証拠ですので、この道具を使用して今よりも球速アップを目指しましょう。
注意点として、手首を返さないことより前に押し出すような投げ方を強く意識してしまうと腕を小さく使うようなフォームになってしまうことが考えられます。
オーバースロー投手や外野手はこの道具を使うと同時にフォームが乱れていないかもよく確認する必要があるでしょう。
(2020年3月9日 トクサンTVより)