肩甲骨と胸郭を使うことで球速を上げる
球速を上げるために腕を力づくで振っていませんか。
腕だけで投げるといわゆる手投げになってしまいます。
腕をスムーズにかつ力強く動かすためには、肩甲骨と胸郭を意識して投げます。
肩甲骨と胸郭を使う
肩甲骨と胸郭をしっかり動かすことにより腕の振れ幅が大きくなります。
これによりバッティングで言うところのテイクバックとフォロースルーが大きくなるため、腕を力強く振ることができます。
肩甲骨を引き寄せてそれを戻すという動きをスムーズに行うことは体のしなりを生むことになるため、下半身からの力を効率的に伝えることができるようになります。
体の力を使えるようになるとケガ予防につながる
胴体を板のように使ってしまうと体から腕に力が十分に伝わらず、肩や肘を支点に腕だけの力で投げることになってしまいます。
しかし肩甲骨と胸郭を使うことで体で生み出した力も腕に伝えることができるようになります。
全力で投げるとケガの可能性が高まりますが、体の力も使って投げられるようになると全力を出さなくても力強い球が投げられるようになります。
腕に余裕を持たせながら投げられるように意識しましょう。
（2019年9月11日 BCS野球動作解説TV）
